リタイヤのきっかけとなる出来事

みなさんはリタイヤを考えられている人でしょうが、リタイヤをしたいと思うに至る何かがあったはずですよね。
私の場合もまた、そのきっかけになる出来事は有りました。

今日久しぶりにそのきっかけになった仕事場の夢を見たので、ここで書き綴っていきましょう。

私はとある会社の生産技術として設備導入の仕事に携わりました。
私はその会社に骨を埋めるつもりだったので、新しい設備の導入に関しても「将来の自分の居場所を作るためだ」と多少無理してでも頑張った訳です。
設備導入はだいたい2年程度のスパンだったのですが、初めの設備導入はある程度うまくいき、間伐入れずに次の設備導入の仕事がきました。
それだけで終わればよかったのですが、3回めの設備導入が来たんですね・・・。
正直1回目・2回目の設備導入で私は疲弊しきっていたので、3回目ではもう力尽きかけていた。
それに加えてその設備のできが非常に悪く、結果として数億円の追加投資に加えて1年の納期遅延を起こしたわけです。
結局私は重度の鬱病を患い、良好だったプライベートの人間関係も破綻。

「今苦しんでもこの設備を入れれば、後の数十年は設備保守だけで食える」

という意識のもと必死に我慢していたことが、3度目の無理で限界がきてしまったんですね。

その後はひどいものでした。
別会社(倒産した会社)から経験者が数十人規模で入ってきて、設備導入に関する失敗をすべて私に責任を押し付け、またたくまに派閥を作って、私は主任の座から降ろされました。
その派閥に、かつての親友が入っていたことが非常にショックで、私は重度のうつ病を患い、会社を休職。
その後復職するも私の居場所はなく、現場で汚物処理などの仕事をしながら、必死に耐え続けることになりました。

その間、私は深く考えました。
期間にして2年ほど。
重油や廃材、汚物にまみれ、作業服は真っ黒。
灼熱の炉に焼かれながら、重量物を手で運ながら、前が見えない程の粉塵に肺をやられながら、自分が本当に幸せになるにはどうしたらいいのか。

「会社のために必死に頑張っても会社は助けてくれない。未来の自分の地位や収入を期待するよりも、”今稼ぐ”事を考えたほうがいい」
「会社の給料に生活を依存すると、今のように身動きが取れなくなる。自分自身で稼ぐことを考えたほうがいい」

この痛い経験から、私は副業に勤しむようになりました。
その判断はまさに正しく、私は後に副業で数千万のお金を稼ぐほどになりました。

結局、その頃培った人脈などはすべて無に消え、心と体を壊して得られた貯金などほとんど意味のあるものではなかった。
必死に会社のために頑張って、仕事と友を失ったわけです。
あと少し倒れるのが遅かったら、私は家族をも失っていたかもしれません。

この痛い経験こそが私の「リタイヤ」へ向けた取り組みの始まりだといっていいでしょう。

今の日本の社会ではサラリーマンが必死に努力してもそれに見合った対価を得られるわけではない。
むしろ必死にチャレンジすればするほど、「失敗のリスク」を高めるし、周りの人間から疎ましく思われるきっかけをつくる事になる。
会社で必死に頑張るよりも、副業や会社を興し、自己の利益を追求し、早々にお金をためてリタイヤして自由になった方が良い、と私は考えるようになったんですね。

後の人生で私は数度の転職を繰り返すことになりましたが、あの頃の判断は正しく、常に副業による収入が心の支えになったものです。

みなさん、リタイヤを考えるきっかけになった出来事は様々あると思いますが、その思いは正しいものだと思います。
頑張ってリタイヤを目指していきましょう。

astora
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